10月25日(日)、第33回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2020 東海北陸地区大会がロボコン史上初めてオンラインで開催され、沼津高専Bチーム「チャリモ」が出場20チームの中で最優秀賞に選ばれ、全国大会出場を決めました。
今年度の競技課題は「はぴ☆ロボ」、だれかをハッピーにするロボットを作ってキラリ輝くパフォーマンスを自慢しちゃおうコンテストでした。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、これまでの高専ロボコンとはまったく違う形式の大会となり、沼津高専チームは本校第2体育館よりロボットのパフォーマンスを披露しました。
沼津高専からはAチーム「イルミネーター」、Bチーム「チャリモ」の2チームが出場しました。2年生が主体となったAチーム「イルミネーター」は予選ラウンド33点/50点で、20チーム中8位となりました。決勝トーナメントには進めませんでしたが、特別賞(セメダイン株式会社)を受賞しました。集団行動という難しいパフォーマンスに挑み、12機のロボットをぎりぎりまで調整し、パフォーマンス仕切ったことは大きな成果でした。
Bチーム「チャリモ」は予選ラウンド47点/50点で、予選ラウンドを1位で通過し、決勝トーナメントでも予定通りのパフォーマンスを発揮した結果、最優秀賞を受賞しました。自転車の後輪の回転速度とハンドルの角度を計測し、その値をロボットに通信することで遠隔操縦するアイデアが本当に高く評価されました。6月下旬にルールが発表されて以降、毎日のようにオンラインで会議を行い、議論を重ね、限られた時間を活用しながら活動を進めてきた努力が、沼津高専にとって18年ぶりの最優秀賞(今大会は優勝ではなく最優秀賞)、14年ぶりの全国大会出場に繋がりました。
試合の様子は2020年11月23日(月・祝)13:05-13:59にNHK総合テレビにてご覧いただけます。是非学生の活躍をご覧ください。また、11月29日(日)に行われる全国大会に向けて、今の状況でできることを整理し、よりアピールできるように、準備を進めていきます。
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