11月29日(日)、第33回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2020 全国大会がロボコン史上初めてオンラインで開催され、沼津高専チーム「チャリモ」が出場28チームの中で最も栄誉のあるロボコン大賞を受賞しました。
今年度の競技課題は「はぴ☆ロボ」、だれかをハッピーにするロボットを作ってキラリ輝くパフォーマンスを自慢しちゃおうコンテストでした。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、これまでの高専ロボコンとはまったく違う形式の大会となり、沼津高専チームは本校第2体育館よりロボットのパフォーマンスを披露しました。
チャリモという名前は、チャリとリモートをかけたもので、家にいながら、自転車に乗って外の映像を見ることでサイクリングを遠隔で楽しめるロボットです。自転車型のコントローラーとロボットが同期し、操縦者の動きをリアルタイムにロボットに反映させることができます。また、補助輪を外した状態でも倒れることなく、走行が可能なリアクションホイールによる二輪自立走行を実現しました。
東海北陸地区大会にて最優秀賞(例年の優勝)を受賞した沼津高専「チャリモ」チームは全国大会までの約1ヶ月間、更に良いパフォーマンスをするためにロボットを改良し、2台のロボットによる遠隔サイクリング、2輪自立走行でのカーブ走行を実現しました。
全国大会では予選ラウンドにて39.7点/50点となり、28チーム中2位で決勝ラウンドに進出しました。決勝ラウンドでは2台のロボットによるパフォーマンスを披露し、43.7点/50点を獲得し、総合2位となり、超はぴ☆ロボ賞(例年の準優勝)を受賞しました。
また、大きな夢とロマンを持ってロボットを製作し、唯一無二のアイデアを実現、見る者に深い感動を与えたチームに贈られる賞である、最も栄誉のあるロボコン大賞を初めて受賞しました。
試合の様子は2020年12月26日(土)15:05-15:59にNHK総合テレビにてご覧いただけます。是非学生の活躍をご覧ください。
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